EWR200 修理
大地震以来、うちでは緊急地震速報を聞き逃すことが無いように、ユニデンの EWR200を3台(もともと2台だったんだけど、ハードオフでジャンク品見つけて増設)家のあちこちに置いてあります。
そのうち、リビングに置いてあったヤツがこの地震で反応せず...反応しないというより、反応はしているんだけど、音が出ずに結果として緊急地震速報が流れない様子。
ちょいっと調査してみると、原因は単純で音量調整の可変抵抗が死んでて音が出ない。ガリオームを通り越して導通が無くなってる感じです。
可変抵抗交換するかー、と開けてみると使われているのはふつーのφ16の小型カーボンのA100kohm 品です。これならどこでも手に入るわい、と思ってからが長かった。
問題はシャフト形状で、使用されているのはDカット(Fタイプ)と通常言われているシャフトが 1/3くらい切り欠かれているもの。
で、世の中でぱっと手に入るものはギザギザ(ローレット)か丸棒タイプ。Fタイプをいろいろ探してみたんですが、最低購入数 200個とか、1個 500円、納期 1.5ヶ月とかばっかりで。かと言って、丸棒タイプから削り出すのもカッたるい...
しょーがないので、オリジナルのつまみを使うのはあきらめて、ちいさいローレットタイプのつまみに交換しました。まあ、見える部分(音量調整は底面にある)ではないし、そもそもしょっちゅう音量を変えるものでもないんで、いいかと。
可変抵抗自体は、あちこちで売ってる 16K4 シリーズが使えます。
交換自体は簡単で、ナット緩めて、可変抵抗交換して、線を3本ハンダ付けし直すだけです。
交換後、この地震でちゃんと鳴ってくれました。
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