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木粉粘土で浮き作り その11

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nisunuri_170118.jpgkansei_170118.jpgさて、いよいよ最終工程です。ウレタンニスを塗って仕上げます。
ルアーやウキの自作では2液混合型(硬化剤混ぜるヤツ)を使われることが多いと思いますが、ぶっちゃけ混合は面倒くさいです。しかも乾燥(硬化)時間が長いのが多く、そのたびに混ぜる必要があり手間・不経済です。
水性ウレタンニスはそのような欠点がありませんし、容器、筆も水で洗える作業性の良さがあります。
ただ、欠点もあって、2液混合型よりも1回の塗りで得られる皮膜の厚さが段違いに薄いです。このため、回数を塗り重ねる必要があります。ただ乾燥が早いので塗り重ねはそんなに苦にはならないです。

ニスを適量、調色皿に出して塗ります。つや消しニスはつや消し剤が沈殿していることが多いので出す前によく振りましょう。調色皿に出して粘度が高いようならばちょっとだけ水で薄めます。

塗り方は、あくまでも薄く、筆にニスをつけ過ぎないように。ウキボディの肩の部分をくるっと回しながら塗り、肩にニスが乗ったら筆で下(足のほう)にニスを伸ばすようか感じで塗るとうまくいきます。
厚塗りしてしまうと、厚塗り層の乾燥応力が残ってしまうらしく、しばらくすると塗装膜にヒビ割れが発生するようです(実際やらかしました)。あくまでうす塗りを心がけてください。
同時に足も塗ります。ついでにトップにも軽く塗っておくとトップの色落ち防止になります(トップに塗りすぎると重くなってバランスが崩れます)

ボディ15回、足5回 をメドに塗り重ねてください。
だいたい1回の乾燥時間が10分〜15分なので、1日5回✕3日で仕上げるペースで作業するといいかと思います。
10回程度塗り終わったところで、1000-1200番の耐水ペーパーで水研ぎ(研ぐイメージです。削っちゃダメです)するとツルツルボディに仕上がります。まあ、手触りの問題なので省いても可。
15回塗り終わったら、まる1日完全乾燥の時間を取って、完成です。

長々と書いてきましたが、不明点などありましたらコメント機能でお問い合わせ頂ければと思います。

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