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木粉粘土で浮き作り その7

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top_adptor_170118.jpgkezurikata_1.pngさて、だんだんウキらしくなってきました。

次はトップを付ける部分を加工します。成形工程でドリルチャックが咥えた部分の編み棒を、パイプトップだったらトップの内径に、ムクトップだったらムクトップの元径にまで細くしていく作業になります。
写真の例では、元径 1mmのムクトップを使うウキですので、直径 2mmの編み棒を直径 1mmになるまで削っています。

まずは、編み棒のはみ出し部分を 7mm〜10mm 残して切断します。
残した部分がトップと接続される部分になります。

切断後、デザインナイフを使って鉛筆削りの要領で編み棒を削り細くしていきます。下の図解の工程1になります。
この時の注意は編み棒の中心線と削って細くした部分の中心がずれないように均等に削ってください。ずれるとトップを付けたときに段差が出来てすごくみっともないです。(って、写真見直すと、ちょっとずれてるなぁ...)編み棒は竹の材質で柔らかいところと固いところがあります。ずれないように均等になるように意識して作業を進めないと、柔らかい部分を削り過ぎてしまいます。
「あとちょっとで先端がトップに入る」というところまできたら、紙やすり 120番で編み棒をはさみクルクル回すと丸く綺麗に仕上がります。

次にデザインナイフを使って、根元部分に一周切れ目を入れます。図解の工程2です。これも切りすぎるといままでの苦労が台なしですので、少しずつ切れ目を入れます。
次に上から切れ目に向かってナイフを降ろし、編み棒を細くします。図解の工程3です。この工程2,3を繰り返し、少しずつ根元部分を細くしていきます。
これも同じく「あとちょっとで根本までトップに入る」というところまできたら、紙やすりでクルクル仕上げてください。

図解では一発で仕上げているように書いていますが、少しずつ削るのがコツです。
一気に削ろうとして削り過ぎたり、ウキそのものを割ってしまったりすると、ホントにいままで苦労がパーになります。
この工程だけは、ちょっとだけ器用さが必要かと...慣れれば簡単なので、キッチンに落ちている焼き鳥用の竹串で削る練習をしてみるのもいいかと思います。

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