なにはなくても始まらないのが、木粉粘土。amazon するといろいろな種類が出ているようですが、おいらは「もくねんさん」と「ダイソー木粉粘土」を使っています。練ってみるとわかりますが、素材としてはもくねんさんはちょっと扱いにくいところがあって、それをカバーするためにダイソー木粉粘土をブレンドしています。ダイソー木粉には繊維質が入っていてまとまりがよくなります。もくねんさん:ダイソー 8:2くらいの比率でしょうか。
じゃあ「ダイソー木粉だけでいいじゃん」という話もありますが、ダイソー木粉だけだと比重が軽すぎて浮力が付き過ぎるのです。強度も足りません。逆に「小さくてもがっつりオモリを背負えるウキ」を作りたい場合はダイソー木粉の比率を増やします。
さらに浮力を得たい場合はダイソーの「ふんわり軽い粘土」を入れるといいです。強度は落ちますが。こうして素材の浮力調整の自由度が高いのが、粘土素材の面白いところです。
「パジコ ウッドフォルモ」も有名ですが使ったこと無いです。もくねんさんが無くなったら使ってみようと思っています。
(2017/03/21追記:使ってみました)
加工の時の芯材、兼、ウキ足は、ダイソーの編み棒0号(2mm)を使用しています。結構曲がっているものも商品棚にならんでいるのでよーくチェックして真っ直ぐなものを選んでください。
(2018/04/22追記:どうもこの編み棒はディスコンになった模様)
同じダイソーで直径 2mmの竹ひごが 30本?くらい入ったのが 100円で売っていますが、これも結構曲がっていて、歩留まり・選別の手間を考えると編み棒買うのとあまり C/P は変わらないです。
ウキのトップは市販品を買っています。パイプトップ、ムクトップ、作りたいのを選んでください。最初は元径 1.5mm、内径 1.2mm くらいのパイプトップがが作りやすいと思います。当然ですが細いほうが作業が難しくなります。ムクトップの場合は、ムクトップの元径と内径が等しいパイプを別途買っておいてください。
接着剤はこれもダイソーのエポキシを使っています。ウキ作りでは瞬間接着剤使う人が多いのですが、瞬間接着剤は耐水性が不安なのとワークタイムが短すぎて使いにくいと思います。
次は工具。
無いとやってられないのがデザインナイフ。OLFA でも NTカッターでも構いませんが必須です。おいらは昔から OLFA派です(笑。写真に大きなカッターも写ってますがぶっちゃけデザインナイフあれば、大カッターは不要です。
次に必須なのは紙やすりです。120〜150番と400番が必要です。ダイソーにあるパック品で十分です。可能であれば、1000-1200番の耐水ペーパーがあるとベターです。
同じ削り工具として、タジマのサンダーを使っています。小さいのが SA-20型、大きいのが SA-50型です。ともに中目。無い場合は適当な板切れに 60番の紙やすりを貼りつけたものでも代用できると思いますが、多分、作業効率が激悪化します。
工具か材料...材料な気がするな...迷うのですが、最後は塗料です。
水性の「ウレタンニス」と「アクリルニス」(こちらは写真に写っていないです)を使います。ホームセンターなどに行くと同じ木工用水性ニスでも価格帯が違うのが2シリーズならんでいると思いますが、高い方が「ウレタンニス」です。ラベルをよく見て選んでください。
あと「つや消し」を選んでください。保護皮膜用ですので、光沢は邪魔です。
もちろん(これも写真にないですが)筆も必要です。模型コーナーに行くと「プラモ塗装初心者セット」みたいな、調色皿、幅5mmくらいの平筆がセットになったのが売っていますので、それが安直です。
ここで出てこない工具とかちまちま出てきますが、各工程で説明したいと思います。
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